古本買取り業者に古本を持ち込もうとする時に、一瞬躊躇してしまうのが小説です。特に全5巻、全8巻というような超長編作品や文学史に名を残す名作の場合は、売るのをやめようかなと思うこともあります。小説は古本買取りの中では比較的高値で取引きされます。このように言いますと、古本屋さんの前にあるワゴンで1冊100円以下で売られている文庫本も高く買い取られたのですかと言われるかもしれませんが、ワゴンで売られている無名に近い文庫本も、小説だから例え少額でも買い取ってもらえたのです。これが無名に近いビジネス書であれば全く値が付きません。小説は大きく区別するとベストセラー作品と名作に分かれますが、それぞれの高額買取のポイントを見てみましょう。まずベストセラー作品については、初版本の方が高値が付きます。第2版以降もある程度の値は付きますが初版本に比べて低くなります。

従って、ベストセラー作品を読み終えた後に古本買取り業者に持ち込もうと思っている人は、初版本を買うようにしてください。もうひとつのポイントはなるべく早く売りに出すことです。単行本として発刊されたベストセラー作品は、何年かすると文庫本として発刊されます。文庫本が発刊された後になると単行本の買取値が著しく低くなりますので気を付けてください。文学史に名を残すような名作の場合は持ち込みの時期は関係ありません。名作の古本買取りのポイント2つです。まず、何巻にも分かれている大作については全巻揃えてあることが大切になります。例えば全3巻の作品なのに1巻と2巻だけしかない場合は買い取り額が低くなります。なぜなら、古本買取り業者では、買い取った書籍を売りに出す時に、全巻セットでいくらという売り方をするからです。小説を古本で購入する人は全巻セットを購入するのが普通です。このことから売り手においても全巻揃えてあることが重要になるのです。次に大切なポイントは綺麗な書物であることです。これはリサイクルショップと同じで新品同様の綺麗さを保っている方が高く買い取ってもらえます。もし、売ろうと思っている小説本に書店のカバーが掛かったままになっている人は、カバーが掛かったままの状態で持ち込むことをお勧めします。

中には古本買取り業者の店員さんに迷惑を掛けないようにと、わざわざカバーを外して持ち込む人がいますが、持ち運びの間に角が折れてしまうこともありますので、カバーが掛かった状態で持ち込んでください。